「グリム童話の魔女たち」

月の魔女・小泉茉莉花です。

本日ご紹介するのは「グリム童話の魔女たち」西村佑子著(洋泉社)。
この「グリム童話の魔女たち」の前に読んだ西村先生の著書が
「魔女の薬草箱」(山と渓谷社)。
魔女と薬草について書かれた本です。
魔女たちは薬草にとても詳しいですからね。
この本が雑誌に紹介されているのをみつけたとき
太陽と月の魔女を名乗る月の魔女としては、「これは読まなくては」と思ったのでした。
                   
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その後、朝日カルチャーセンターで西村先生が「ドイツの魔女に学ぶこと」というセミナーを
開催されることを知り、太陽と月の魔女は参加しました。
西村先生はドイツ文化やドイツ語を教える大学の先生。
固い感じの方かと思ったら、今どきの言葉もでてきたりして、わかりやすく魔女について教えてくださる
とてもチャーミングな先生で太陽と月の魔女、二人ともすっかりファンになってしまいました。

「グリム童話の魔女たち」は
第一部がグリム童話の中でこわい存在とされている魔女たちがほんとうにこわいかどうか、
実はそうではないのではないかというお話
第二部はドイツの伝説の魔女たちのルーツを紹介し、その故郷をたずねて魔女街道を旅するお話。
月の魔女は正直ドイツにあまり関心がありませんでしたが、
この本を読んで、実際に行ってみたいなとちょこっと思いました。。。
なにより、魔女について書かれた本は難しいものが多いので、
西村先生の本は魔女修行中の月の魔女にはかなり読みやすくて
(もちろん、専門的で未熟者には難しい部分も多々ありますが)とてもためになります。

西村先生は「ドイツの魔女街道を旅してみませんか?」(トラベルジャーナル)
という本をだしていらっしゃいますが、
この本は残念ながら今書店では入手できません。
先生のセミナーなどでは販売されているようです。
でも、4月に「ドイツメルヘン街道 こだわりの旅」という本をだされる予定だそうなので、
興味のある方はあわせてご覧ください。

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