太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話:第51回_真珠
こんにちは。
太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ&月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが
2022年11月にリニューアル発売した
「太陽と月の魔女カードwithグリフィン&ペガサス」の
カードのシンボルにまつわる神話や伝説などをご紹介しましょう。

第51回目は月カードから「27・真珠」。
ギリシア神話では、
愛の女神アフロティーテが海の泡から生まれたとき、
その体からしたたり落ちたしずくが真珠になった、
そう伝えられています。
それほどに女性と強いかかわりのある真珠ですが、
女性性をあらわすとされる月が司っています。
そこから「月のしずく」と呼ばれることも。
古くから美容に良いとされ、
かのクレオパトラは、真珠を酢に溶かして美容薬としていたのだとか。
一説によれば、クレオパトラは大粒の高価なパールを2つ持っていて、
ローマの将軍アントニウスとの宴の席で
その大きな真珠を酢の中に落とし、
溶けた真珠を飲み干したとも言われています。
また中国の西太后も真珠の粉を飲んて
美貌を保っていたと言われていますし、
さかのぼる唐の時代の玄宗皇帝は
妃である楊貴妃のために
真珠のお風呂を造ったとも。
数々の神話や伝説を残している真珠。
それほどまでに女性に愛されてきたということなのでしょう。
参考:天晶礼乃、須田布由香「一番くわしいパワーストーンの教科書」ナツメ社 ほか
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