太陽と月の魔女カードのシンボルにまつわるお話_第61回_太陽カード05_収穫祭
こんにちは。
太陽と月の魔女( 太陽の魔女=マリィ・プリマヴェラ&月の魔女=小泉茉莉花)のユニットが
2022年11月にリニューアル発売した
「太陽と月の魔女カードwithグリフィン&ペガサス」の
カードのシンボルにまつわる神話や伝説などをご紹介しましょう。
第61回は太陽カードから、05_収穫祭のカードを。
収穫祭のカードには、小麦の穂とパンが描かれています。
8月1日、小麦の収穫をお祝いする祭りが開かれ、
主食であるパンを皆で分け合い、祝うのです。
そう、パンは生命の糧であり、分かち合いを意味する食べ物。
そんなところから、世界各地にパンにまつわるお話がたくさん残っています。
たとえばシュメール。
イシュタル、シャマシュ、マルドゥックの3柱の神それぞれに
毎日30個ずつものパンが奉げられました。
そう、パンは神に供するものだったのです。
古代エジプトでは豚をかたどったパンを作りました。
もちろん神への捧げものとして。
貧しくて豚を買うことができない人々がパンの豚をお供物にしたと言われています。
あるいは17世紀のイギリスでは、水に溺れて亡くなった人の遺体を探すとき、
水面にひと固まりのパンを浮かべたと言われています。
さらに助産師は分娩中の女性が横たわるベッドにパンを置いたそうです。
母子共に無事に出産を迎えられるようにと願いを込めて。
いずれもパンの持つ見えない力を信じていたのでしょう。
そして現代のギリシャでは、兵役につく男性にパンを渡す習慣があるのだそう。
パンを持っていれば戦いで命を落とすこともなく、
無事に勝利を手にすることができるとされています。
こんなふうに世界にあちこちで、パンこそ「生命の源泉」と考え、
神々との深いつながりを信じ、
今もまた、その思いを引き継ぎ続けているのです。
参考:『幸運を呼ぶウイッカの食卓』スコット・カニンガム著(パンローリング株式会社)
この記事へのコメント